有間神社のご紹介

御祭神
大巳貴大神(オオナムチノオオカミ)
少彦名大神(スクナヒコナノオオカミ)
天御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ)
事代主大神(コトシロヌシノオオカミ)
御由緒
 有間神社は往古山口庄名来村(現在の西宮市山口町名来)で創建されましたが、年代は不詳です。しかし、舒明天皇が有馬温泉に行幸された際(631年)に参拝された記録があることから、少なくともこの時期には鎮座されていたと思われます。また、当社は延長5年(927年)に撰上された延喜式神名帳に社名が記載される(式内社)など歴史ある神社です。
 霊亀元年(715)年には、御神託により西尾村(現在の神戸市北区有野町有野字西尾)に遷座し、現在に至るまで、氏神様として人々の信仰厚く崇敬されてきました。当社は又、いつごろからか別名を「山王さん」と呼ばれるようになり、「山王」が「産の緒」に通じるということから、「安産の神社」として崇敬されてきました。妊婦が神前の「子安石」と呼ばれる石に安産を祈願し、産後に神前を流れる川で母子の身を清めたとの記録も残っております。さらに、生まれた子供が無事に成長することを神社で祈願したとも伝わっており、「子供守護の神社」としても崇敬されてきました。
 当社は創建時、大己貴大神・少彦名大神の二柱の神様をお祀りしておりましたが、安和元年(968年)、本殿に天御中主大神を配祀し、三柱の神様をお祀りするようになりました。また、昭和10年(1935年)には、島根県美保ヶ関の美保神社より事代主大神の御分霊を勧請し、四柱の神様をお祀りするようになりました。事代主大神は、えびす様とも呼ばれ、1月には初戎を執り行っております。
本殿屋根葺替記念(昭和8年6月)
本殿屋根葺替記念(昭和8年6月)
旧本殿・幣殿
旧本殿・幣殿
有間神社境内図
有間神社境内図

末社

窪森社
窪森社くぼのもりじんじゃ
祭神:天照大神
太陽の神様。また皇祖神で、日本民族の総氏神。
猿田彦社
猿田彦社さるたひこしゃ
祭神:猿田彦大神
御神徳:開運・交通安全等
天孫降臨の際、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を先導(道案内)された神様。
天神社
天神社てんじんしゃ
祭神:菅原道真公
御神徳:学問・技芸・合格等
学者・政治家・文人として卓越した能力を発揮された人物で、死後政治的不遇を被った道真の怒りを静めるために神格化された神様。
八幡社
八幡社はちまんしゃ
祭神:応神天皇
御神徳:勝運・厄除等
第十五代天皇。治世に優れた力を発揮され、後世に皇祖神や武神としてお祀りされるようになられた神様。
稲荷社
稲荷社いなりしゃ
祭神:稲荷大明神(天光岩光大明神・天上清春大明神)
御神徳:五穀豊穣・商売繁昌等
お稲荷さんとして広く信仰され、伊勢神宮では御倉神(みくらのかみ)として祀られている神様。
武臣社
武臣社たけとみしゃ
祭神:武臣大神
神武天皇が東征で苦戦されたときに天皇をお助けされた神様。
奥津社
奥津社おくつしゃ
祭神:奥津日子神・奥津比売神
御神徳:火伏(ひぶせ)等
かまどの神として竈・囲炉裏・台所などの火を使う場所に関係の深い神様。
国常立尊社
国常立尊社くにとこたちのみことしゃ
祭神:国常立尊
神世七代の時代に現れ、日本国が永久に立ち続けることを御守くださる神様。
黒尾社
黒尾社くろおしゃ
祭神:黒尾大神
当神社が鎮座する山の神様で狸の姿をされているといわれています。
不動明王
不動明王ふどうみょうおう
本尊:不動明王
当社の境内に鎮座していた山王山神宮寺でお祀りされていた明王様。現在は手水舎の近くにお祀りされています。

年中行事

初戎 1月9・10・11日
厄除祭 1月18・19日に近い土日
祈年祭 4月23日
夏越大祓 6月30日
例祭(秋祭) 体育の日
新嘗祭 11月23日

神輿渡御

沿革
631年(舒明3年) 舒明天皇が有間神社に行幸
647年(大化3年) 孝徳天皇が有間神社に行幸
715年(霊亀元年) 山口庄名来より現在地に遷座
851年(仁寿元年) 正六位を賜る
852年(仁寿2年) 朝廷より奉幣奉賽
854年(斎衡元年) 朝廷より奉幣
859年(貞観元年) 社殿を修理 火鎮祭を行い班幣あり
869年(貞観11年) 海賊、風水害、地震などの攘除祈祷を行い班幣あり
871年(貞観13年) 天下大疫で修理班幣あり
893年(寛平5年) 位一階を賜る
927年(延長5年) 延喜式神名帳完成し、有間神社が記載される
968年(安和元年) 天御中主神を配祀する
1580年(天正8年) 羽柴秀吉が三木城を攻め、有間神社も兵火に罹り社殿を焼失
1649年(慶安2年) 武州岡部藩主安部信盛が有野庄の領主となり、以後は領主の祈願所となり、毎年玄米三石を賜る
1849年(嘉永2年) 孝明天皇が即位され、柳箱入扇・御紋章入紅灯篭・黒木の鳥居一基が下賜される
1872年(明治5年) 有間神社が郷社となる
2011年(平成23年)6月7日 社務所が火災で全焼
2012年(平成24年)6月24日 社務所を再建
2015年(平成27年) 遷座1300年を迎える